U16日本陸連東北合宿

12月3,4日(土日)と宮城県ひとめぼれスタジアムにおいて、表題の通り東北六県合宿が実施されました。

本県からは13名の短距離選手を選抜し参加しました。

天候にも恵まれ、気温も高く、シーズン中の練習スピードでの練習となりました。

 

宮城県が中心となっての練習会でしたが(下にメニュー)、特にハムストリングスを意識することに重きを置いたドリル練習などが多く行われました。福島県のドリルと基本は同じなのですが、どこにポイントを置くのかの違いがそこにはあったように思います。

 

選手に練習中や合宿中に話をしたこと

①練習に臨むにあたっての「意識性の原則」を大切に

 つまり、何のための練習なのか?何がポイントなのか?何を求められる練習なのかを考えること。

 その上で、来シーズンの目標を考えました。具体的な数字と結果、そのためのスモールステップの設定。どうなりたいのかを明確に意識化することで、今後の冬季練習を行う。臥薪嘗胆ではないけれど、悔しかったことを思い出しながら、練習する。なにくそという気持ちを作るということを話しました。(資料は各種資料に入れておきます。参考になさってください)

 

②感謝の気持ちを忘れないこと

 合宿に参加させていただいていること。宮城県のスタッフ。練習をともにする仲間。送迎してくれる保護者。日々の練習を見てくれる先生方。当たり前は何もないことを考えながら、とり組めればサボることなんてもったいなくてできない。一本を。一日を。1分を大切に。

 

③刺激しあうこと

 東北の6県が一堂に会し、東北大会で負けた選手やJOで入賞した選手もおり、かなり刺激的な2日間だったと思います。大きな声を出す生徒やもう一本もう一本と前に出る選手など、普段とは違う新鮮な空気を実感できました。これもまた、意欲につながると信じています。

 

総じて、前に前にといった雰囲気を出すことのできた福島県選手団でした。

 

次は、12月25-27日のクリスマス合宿(いわき)

2月3,4日の中高合同合宿(いわき)

2月10,11日の茨城、栃木合同合宿(茨城)

3月18,19日の東北六県合宿(宮城)

と大きな合宿があります。

 

冬季練習をとにかく頑張りましょう。

時間は作るもの!

家でできることを考え、強い体を作ろう!

 

練習メニュー

 

12月 3日(土)AM  短距離ブロックメニュー

 

ウォーミングアップ(20分)   サーキット系 動的ストレッチ系 その他のアップ  のどれか

 

基本ストレッチ(20分)   肩甲骨まわり 股関節まわりなど  (1)肩甲骨回し (2)肩回し左右 (3)肋骨伸ばし①  (4)肋骨伸ばし②  (5)前屈①   (6)前屈②  (7)股関節①  (8)股関節②  (9)ハードル抜き足   (10)ハードルくぐり

 

基本ドリル(40分)   (1)軸づくり系 (2)腕振り確認 (3)推進系 (4)ウィンドスプリント

 

ダウン 水分・栄養補給・休憩

 

12月 3日(土)PM  短距離ブロックメニュー

 

ウォーミングアップ(20分)   サーキット系 動的ストレッチ系 その他のアップ  のどれか

 

基本ドリル(30分)   (1)推進系  (2)ミニハードル走  (3)ウィンドスプリント

 

メイン練習(60分)

 

(1)加速走タイムトライアル  10+30×1 記録(    

 

10+50×1 記録(    

 

  (2)マーク走  20m 加速 30m 加速 40m 加速 50m 加速

 

  (3)ロングスプリント  {(5)+ 250 }×

 

{(5)+ 200 }×

 

{(5)+ 150 }×

 

3~4人のグループで行い,タイムは流し読み

 

スプリント補強(30分)

 

(1)ハムストリングスに負荷をかけた運動 

 

(2)腸陽筋群に負荷をかけた運動

 

(3)股関節周りの可動域を広げる運動

 

ダウン 水分・栄養補給・休憩

 

 

 

12月 4日(土)AM  短距離ブロックメニュー

 

ウォーミングアップ(20分)

 

サーキット系 動的ストレッチ系 その他のアップ  のどれか

 

基本ストレッチ(20分)   肩甲骨まわり 股関節まわりなど

 

基本ドリル(40分)

 

(1)軸づくり系 (2)腕振り確認 (3)推進系 (4)ウィンドスプリント

 

メイン練習   登坂走(130×5本)×2セット

 

ダウン ~水分・栄養補給・休憩