9月20日(日)に今年度第1回目の強化練習会を行いました。
今年度は新型コロナ感染症予防のため、なかなか練習会を実施できない状況にありました。
しかし、ついに今回練習会を実施でき、有意義な時間を過ごすことができたように思います。
今回の練習会には、ジュニアオリンピック(全国大会)の申し込み標準記録を突破した選手と現時点で有力であろう1年生をピックアップして実施されました。
久しぶりに会う強化指定の選手と残念ながら会うことのできなかった選手たち
なんだか複雑な思いが去来したりしつつ、でもTOPの選手の動きを見て「やっぱり違う」「楽しい」というような感覚に襲われました。
1年生もさすが地区大会を好記録で突破してきた選手たちです。明らかに動きの良い選手も複数いました。10月10,11日に行われる県新人戦での活躍が楽しみです。
さて、今回の練習会でも基本はこれまで通り進めました。
①体の軸づくり
②膝の位置確認(主に高くまたは前に)
③①+②での反発のもらい方
④上半身と下半身の連動(肩甲骨と股関節の連動)
以上のような点に主眼を置いて実施しました。(練習メニューは各種資料にアップします)
なかなか思い通りに体の動かぬ選手もいれば器用にできる選手もいたりと様々でしたが、少なくとも基本的な考え方を理解し、それを具現化しようと常日頃の動きづくりで意識化できるとすぐに上達しそうです。
中学3年生の皆さんとは今回の練習会が基本的には最後となります。これまで福島県短距離界を引っ張ってくれありがとうございました。特に女子はJOCリレーがあれば上位に入ることが可能であっただけに、残念です。
これまで関わってきた中学3年生みなさんのますます活躍をご祈念申し上げます。
2月1日(土)午後に日大東北高校グランドで短距離練習会を実施しました。例年行っていますが、今年度はこれが1回目となります。次回は3月上旬を予定しています。関係者には追って連絡いたします。
さて、練習会ですが日大東北の生徒とTACクラブチームと合同という形で実施しました。
天候にも恵まれ、2月とは思えないぽかぽか陽気でした。
いつも通りの練習の流れでした。これまで行ってきたことの復習というイメージです。今回はTOP選手は10人弱の参加となりました。
遠方よりわざわざ来てくれた選手も多数いました。送迎してくださった保護者の皆様ありがとうございました。
来週は中高合同合宿が行われます。
遊佐はその日、別件が入っているためにお休みとなります。
先週末12月7,8日(土、日)とひとめぼれスタジアム宮城にてU16東北合宿が行われました。
今年も福島県が主となっての練習会となりました。
まずは根本的な考え方を伝えてからの練習会となりました。
〇大前提「速く体を動かす」
これを常に念頭に置きつつ、①姿勢づくり②膝位置③接地に意識を置きながら練習していこうという考えのもと、練習が進められていきました。
初日(7日)
1.W-up
様々な動きづくりを通して遊びながら、楽しくでも必要な個所に刺激を入れながら練習を進めました。
例)大きなスキップ、速いスキップ、動的ストレッチ、膝上げ、BOXジャンプ、高速踏み台昇降 など
2.マークを使ったドリル
4足長のマークを活用して、基本的には支持系の動きづくりを行いました。
例)各種ジャンプ、ギャロップ、ツースキップなど
3.マーク走
4足長マークの中をまずは正しく踏んでいく練習を通して、正しい接地感を養い、それを生かしつつも、とにかく速く駆け抜けていく(神経系)へとつなげました。
例)4足長マーク15個(女子で2秒後半、男子2秒中盤から後半目標)
4.ウインドスプリント
技術走
5.300mMAX
二日目(8日)
1.W-up
基本的には一日目と同様です。
2.マークを使ったドリル
基本的には一日目と同様
3.マーク走
4足長(前日同様)
3~6足長(各3つずつ)+15m+5.5足長5個
4.坂ダッシュ
100m×5本×2セット
大まかに書きましたが、各選手には練習の考え方の資料を配布しておりますのでそれを参照していただけるとイメージがわきやすいかと思います。(水色のプリント)
今回の練習会では、本競技場が使用できない制限されたなかではありましたので、当初予定したメニューができませんでした。そのため、本練習が大幅に変更になりましたが、たまには泥臭い練習もいいなと思ったりもします。特に、300mMAXでは過去の全中入賞者を例に挙げながら「女子は41秒、男子は36秒で速い選手はいってたなー」など伝えつつ、競争心を生んだり、坂ダッシュでは各県のレベル別に行い、競争心を煽ったりしました。
明らかに動きの良い選手もおり、次年度の東北の活躍が楽しみになりました。
次回、3月20,21日の東北合宿も私が担当します。
ぜひ、速い動きづくりを継続的に行い、かつ膝が上がるベースづくりをしていただけるとありがたいです。
一回り大きくなったみなさんに会えることを楽しみにしています。
11月4日(月)に信夫ヶ丘陸上競技場にて中高合同練習会が行われました。来シーズンに向けてのスタートといったところです。
今年度のTOP選手として初めての顔合わせとなりましたので、やや緊張した面持ちではありましたが、爽やかな晴れ空の下、熱心に練習に取り組んでいました。
午前中は私が主となって練習を行いました。ここ数年取り組んでいる技術練習を行い、何が目的で、何をしたいのかを明確にしながら取り組んだつもりです。この日行った練習を、来月7,8日に行われるU16東北合同合宿でも行っていきます。冬季シーズンを一貫性を持って月に1度以上取り組んでいけますので、ぜひご参考になさってください。
なお、冬季中のねらいは
①遊脚の確認→支持脚の膝位置まで遊脚(上げている脚)のくるぶしが来ること。
②軸作り(BOXジャンプなどを通して。くるぶし+腰+首の付け根が真っ直ぐ)
③上半身と下半身の連動(肩甲骨と骨盤の関係)
④反発のもらい方(アキレス腱)と乗り込み
⑤速い動き作り
以上の5点にフォーカスして動き作りをしていきます。また、最終的にはこの5点がつながり一本筋の通った理論になっていければと思います。
今後の日程として
12月7,8日 U16東北合同合宿(宮城)
12月26-28日 強化合宿(いわき)
1月某日 短距離練習会(郡山)
2月某日 短距離練習会(郡山)
2月末日 中高合同合宿(いわき)
3月某日 短距離練習会(郡山)
3月末日 東北合同練習会(宮城)
具体的な日はまだ未定ではありますが、TOP選手たちはこれらの練習会などがありますので、予定に入れておいていただければ幸いです。
よろしくお願いします。
先週28日(日)に東北全国に向けた強化練習会は行われました。
通信陸上が終わり、2日後の強行日程でしたので、生徒の疲労を考慮しながら無理のない程度に実施しました。
メニューとしては
<午前>
1.W-up
2.動きづくり
3.マーク走短(本数を減らしながら)
4.スタートドリル
5.マーク走長
6.ウインドウスプリント(120m×2)
<午後>
1.W-up(スパイク流しまで)
2.スタート練習(またはコーナー走)
ざっくりとではありますが、以上のような流れで行いました。
いつも通りの練習を本数を少なく、時間を短く行った感じです。
いよいよ来週からは東北大会、そしてお盆過ぎには全中となります。
私もどちらにも行きますので、お声掛けいただき出来る限りの支援はしていきたいと思います。
ともに頑張りましょう!
3月23,24日(土、日)と宮城県のひとめぼれスタジアムにて東北六県春季合宿が行われました。
12月の合宿に引き続き、担当は福島県でした。
※メニュー詳細は「各種資料」にアップしておきますので、参照なさってください。
今回の合宿でも前回同様、また短距離練習会で行っている内容と同様に進めていきました。コンセプトとしては・・・
①膝位置の確認(支持脚の膝に遊脚の踵がくるように)
②ある程度の高い位置からしっかりと乗り込む
③拇指球で接地(アキレス腱で反発を受ける)
④高速ピッチ
⑤上半身と下半身の連動
などなどです。
その中でも特に④を中心に行ってきました。
最終的には全ての項目に着目し、繋げていく必要性はありますが、全てを2回の合宿で繋げることは困難です。ですので、とにかく「速さ」をメインに行いました。
あいにくの天候で、雪がちらついたり、低気温&強風と質の高い練習になかなかつながらない感もありましたが、やはりさすがは東北の選抜選手たちでした。目をひく動きをする生徒が多数おりました。また、やっぱり福島は継続してきただけあり、明らかに捌く力が向上しているように感じました。
膝位置に関しては秋田県の女子が前回に引き続き目を引きました。きっとそのような強化をしているのだろうと感心しました。
速い動きの中で、正しい動きに繋げていくことが今後の課題です。
当然のことですが、ある本には
ドリルの意味の無さを訴える内容もあります。
「ゆっくりな動きは所詮ゆっくりな中でしかできない
速い動きの中でできることこそが、本当の技術」
ドリルをいかに走りに繋げるか?それは正しい動きのスピードを段階的に上げていくことだと考えます。
次のステップです。
さて、2019年は福島で東北大会です。
万全の状態で待ち受けられるよう頑張ります。
東北全体が強くなることを願っています。
関係各位の皆様お世話になりました。
選手の皆さん、お疲れ様でした!
3月16日(土)に開成山陸上競技場において第3回の練習会を行いました。
いつもとは異なり、土曜日の午後ということもあり、各地区で練習会が行われたりしてなかなか参加が難しい生徒も多かったのですが、15名の生徒参加の下、実施することができました。
今回も基本的なコンセプトは同じです。
<メニュー>
①各自フリーアップ
②BOXジャンプ
③ハードルドリル
④ダイナマックスによる投げ練習
⑤基本ドリル(マーク4足長)
・ジャンプ(支持) ・ケンケン(膝位置) ・ギャロップ(膝+支持)
・神経系
⑥マーク走(神経系)
・4足長~5足長(各15個)
⑦高速もも上げ
⑦流し
⑧マーク走
(三段階マーク)※メイン練習
⑨スタートドリル
基本的な姿勢作り
飛び出しの方向
目線
足関節の同時伸展 など
来週末の東北合宿では同じコンセプトの下、練習を進めていきます。
福島県チームの活躍に期待しています!
先週末、10日(日)に郡山ヒロセ開成山陸上競技場にて第二回の短距離練習会を実施しました。
全14名の生徒が参加し、前回同様に練習していきました。
内容としても前回を踏襲し、
①速い動き(神経系トレ)
②膝位置(くるぶし、膝の関係)
③しっかりと踏み乗り込んでいく(アキレス腱)
④上半身と下半身の連動
に着目をして進めました。
さすが2回目、並びにこれまで取り組んでいますのでスムーズになってきているのは間違いありません。
次は2月23,24日の中高合同合宿、その後は3月上旬に第3回の練習会を実施していきたいと思います。また、3月末には東北六県合宿も予定されています。
冬季練習も実質あと1ヶ月程度です。
量をこなし、筋力をアップし、かつ技術的なスキルを高めていく。
目的、目標を持って頑張りましょう!
先週末、2,3日(土、日)と北海道ハイテクACへ行き練習させていただきました。
昨年に引き続きの参加となります。今回は、本校の生徒も連れ見学だけではなく、練習に参加させていただきました。
2日(土)は午後からの参加となりました。ハイテクACの中村監督に直接ご指導いただき(しかも福島の生徒のみ!)、子どもたちの能力に見合ったメニューを行っていただきました。
<内容:詳細は省略>
1.W-up(バスケットボール30~40分程度)
2.フレキハードル(小学生)
2ステップのサイド、フロントドリル
3.フレキハードル(低)
速い動き&リズム系
4.フレキハードルのマーク走
5.フレキハードルのスタートドリル
などです。
昨年同様の早く動かすことに主眼を置いたトレーニングとなりました。北風選手に全て先導してもらい、速い動きの見本を見ての実践となったのでかなり、効果が高かったです。
3日(日)地元の高校生と一緒に練習(日本一の選手たちと)
<内容:詳細は省略>
1.バスケ50分(私もかなりきつい・・・)
2.フレキハードル(低)動き作り+筋刺激入れ
ギャロップ
間2歩
間1歩
3.フレキハードルのマーク走 2種
速さと大きさを求めていく動き
4.SD
5.ダイナマックスもも上げ
6.もも上げ補強
7.(100+100+100)×2 ※1分間走的な
充実した二日間を過ごさせていただきました。
練習はもちろんのこと、練習後の懇親会なども大変貴重なお話を聞くことができありがたかったです。
昨年度の参加と違うのは、1年間の実践を踏まえて再度見学、体験させていただいたことで「間違ってないな」ということや自分の感覚がブラッシュアップされていきました。今回の練習を踏まえ、今週末は短距離練習会を実施します。基本的には行うことは変わらないのだけれども、意識が変わるとでも言いましょうか?是非とも強い福島県のために北海道ハイテクACや埼玉県のエッセンス、そして福島陸協の考え方などをMIXしいいとこ取りしていきたいと思います。
基本は「速く」です。
練習の中に「遅く」は基本はありません。
とにかく筋肉を「速く」動かす。そのために神経系を刺激する。
です。
練習を受け入れてくださった中村監督はじめ、関係者の皆様ありがとうございました。また、お誘いいただいた埼玉の大松先生、生原先生誠にありがとうございました。
1月20日(日)の午後に1回目の短距離練習会を実施しました。17名の選手が集い、日頃行っている強化のメソッドを確認し合いました。
この日は絶好の天候で1月とは思えないような暖かさの中で行うことができました。
コンセプトとしては
①接地脚の膝と遊脚の踵との関係性
②接地局面での反発のもらい方(アキレス腱での反発の受け)
③上半身と下半身の連動(肩甲骨と股関節の関係性)
などに重点を置いて実施しました。
毎回の練習会で実施していることの再確認ですので大分浸透してきた感はあります。
今回からは「膝をあげよう」という言葉かけが減り、地面をしっかりと捉えよう変容していきました。継続的な指導の効果であると思います。意図としては、高い位置から位置エネルギーを使って、地面を捉えることで高い反発をもらい、拇指球で捉えて足首をロックしアキレス腱で反発を受ける。これを推進力に変えていこうというものです。
ただし、まだ巻きモーションが入ってしまう生徒も中にはいますので、より効率的な走りを目指す余地はあります。
次回は、2月の中旬の土日あたりに今回と同様な形で練習会を実施したいと考えています。(ハードルの強化指定選手も合流するかもしれません)
関係各位の方々ありがとうございました。