U16東北合宿

 先週末12月7,8日(土、日)とひとめぼれスタジアム宮城にてU16東北合宿が行われました。

 今年も福島県が主となっての練習会となりました。

 まずは根本的な考え方を伝えてからの練習会となりました。

 

〇大前提「速く体を動かす」

これを常に念頭に置きつつ、①姿勢づくり②膝位置③接地に意識を置きながら練習していこうという考えのもと、練習が進められていきました。

初日(7日)

1.W-up

 様々な動きづくりを通して遊びながら、楽しくでも必要な個所に刺激を入れながら練習を進めました。

 例)大きなスキップ、速いスキップ、動的ストレッチ、膝上げ、BOXジャンプ、高速踏み台昇降 など

 

2.マークを使ったドリル

 4足長のマークを活用して、基本的には支持系の動きづくりを行いました。

 例)各種ジャンプ、ギャロップ、ツースキップなど

 

3.マーク走

 4足長マークの中をまずは正しく踏んでいく練習を通して、正しい接地感を養い、それを生かしつつも、とにかく速く駆け抜けていく(神経系)へとつなげました。

 例)4足長マーク15個(女子で2秒後半、男子2秒中盤から後半目標)

 

4.ウインドスプリント

 技術走

 

5.300mMAX

 

二日目(8日)

1.W-up

  基本的には一日目と同様です。

2.マークを使ったドリル

  基本的には一日目と同様

3.マーク走

  4足長(前日同様)

  3~6足長(各3つずつ)+15m+5.5足長5個

4.坂ダッシュ

  100m×5本×2セット

 

 

 大まかに書きましたが、各選手には練習の考え方の資料を配布しておりますのでそれを参照していただけるとイメージがわきやすいかと思います。(水色のプリント)

 今回の練習会では、本競技場が使用できない制限されたなかではありましたので、当初予定したメニューができませんでした。そのため、本練習が大幅に変更になりましたが、たまには泥臭い練習もいいなと思ったりもします。特に、300mMAXでは過去の全中入賞者を例に挙げながら「女子は41秒、男子は36秒で速い選手はいってたなー」など伝えつつ、競争心を生んだり、坂ダッシュでは各県のレベル別に行い、競争心を煽ったりしました。

 明らかに動きの良い選手もおり、次年度の東北の活躍が楽しみになりました。

 

 次回、3月20,21日の東北合宿も私が担当します。

 ぜひ、速い動きづくりを継続的に行い、かつ膝が上がるベースづくりをしていただけるとありがたいです。

 一回り大きくなったみなさんに会えることを楽しみにしています。